札幌芸術の森 バレエセミナー2019

 
クラシック、ボーイズクラス、パ・ド・ドゥ担当
 

ジョゼ・カルロス・マルティネズ
José Carlos Martínez
主任講師
 

ポアント&ヴァリエーション(前期)担当
 

アニエス・ルテステュ
Agnès Letestu

ポアント&ヴァリエーション(後期)担当
 

ベアトリス・マルテル
Beatrice Martel

クラシック、ポアント担当
 

アナエル・マルティン
Anael Martín

ジャイロキネシス担当

GYROKINESIS®

宮内真理子

キャラクター・ダンス担当
 

イザベル・エルアール

コンテンポラリー担当
 

井関佐和子

ジョゼ・カルロス・マルティネズ 
José Carlos Martínez
主任講師
クラシック、ボーイズクラス、パ・ド・ドゥ担当

スペイン国立ダンスカンパニー芸術監督
フランス芸術文化勲章コマンドゥール受賞、スペイン・ナショナル・ダンス賞受賞

カルタヘナでバレエを始め、ピラール・モリーナに師事。1984年カンヌ・ロゼラ・ハイタワー・バレエ学校に入学。1987年ローザンヌ国際バレエ・コンクールでスカラシップを獲得、パリ・オペラ座バレエ学校へ入学する。1988年ルドルフ・ヌレエフに見出され、パリ・オペラ座バレエ団へ入団。1992年プリンシパルに昇格し、同年、ヴァルナ国際バレエ・コンクールで金メダルを受賞。1997年パリ・オペラ座バレエ団の最高位であるエトワールに任命される。

ダンス人生においてこれまでに多数の受賞歴があり、Prix de l'AROP(AROP賞)、Prix Carpeaux(カルポー賞)、Premio Danza & Danza、Prix Leonide Massine-Positano(レオニード・マシーン賞)、スペイン・ナショナル・ダンス賞、カルタヘナ市の金賞、Prize Elegance et Talent France/Chine、Scenic Arts Prize for the best dancer (Valencia)、のほか、自身による『天井桟敷の人々』の振付においては、Benois de la Danse(ブノワ賞)とPrize Dansa Valènciaを受賞。また、フランスの芸術・文学において功績のあった人物に授与される名誉勲章である芸術文化勲章のコマンドゥールを受章。

ダンサーとしてのレパートリーは、彼の振付の特徴からもわかるように、クラシックからネオクラシックバレエまで幅広い。その他、20世紀を代表する、モーリス・ベジャール、ピナ・バウシュ、マッツ・エック、ウィリアム・フォーサイス等の振付家達と仕事を共にし、彼のための特別な演目も制作された。また、世界一流のバレエ団にて、ゲストダンサーとしても多数出演歴がある。

また、振付家としても才能を発揮し、パリ・オペラ座バレエ学校のために振付をした『ミ・ファボリータ』(2002年)、『ドリーブ組曲』(2003年)、『スカラムーシュ』(2005年)を始め、パリ・オペラ座バレエ団のために振付けをした『Paréntesis 1』(2005年)、『Soli-Ter』(2006年)、『El Olor de la Ausencia』(2007年)と『天井桟敷の人々』(2008年)がある。さらには、上海バレエ団のために制作した『Ouverture en Deux mouvements and Scarlatti pas de deux』 (2009), 『マルコポーロ・ラストミッション』(2010年)、スペイン国立ダンスカンパニーのための『ソナタ』(2012年)、『ライモンダ・ヴァリエーションズ』(2013年)、『ジゼル』(2013年、第二幕パ・ド・ドゥ)、『ドン・キホーテ組曲』(2015年)等の制作も行った。また、ボストンバレエ団のために『レゾナンス』も手がけた。

2015年12月16日には、彼の振付によって、スペイン国立ダンスカンパニーの20年の歴史において最初の全幕バレエとなる『ドン・キホーテ』が、マドリードのサルスエラ劇場で上演された。
2011年9月からスペイン国立ダンスカンパニーの芸術監督。

アニエス・ルテステュ 
Agnès Letestu
ポアント&ヴァリエーション担当


元パリ・オペラ座バレエ団エトワール

フランス・パリ生まれ。1983年パリ・オペラ座バレエ学校に入学。1987年ルドルフ・ヌレエフが指揮するパリ・オペラ座バレエ団に"カドリーユ"として入団。1988年には"コリフェ"に、1989年には"スジェ"に昇格。その後、若いダンサーを対象としたユーロビジョン・コンペティションにて金賞を受賞。また、1990年、ヴァルナ国際バレエコンクールにおいて金賞を受賞。

すでに"コール・ド・バレエ"の時代から、ジェローム・ロビンス、ウィリアム・フォーサイス、ローラン・プティ、モーリス・ベジャール、ルドルフ・ヌレエフ、ジョン・ノイマイヤー、イリ・キリアンなどの著名振付家から主役に抜擢され活躍。
1997年パリ・オペラ座"エトワール"(プリンシパル・ダンサー)に任命される。
ヌレエフ版の古典作品の表現においてその才能を発揮している。また、彼女の身体条件とスタイルは、ジョージ・バランシンの作品にとっても大変理想的である。その他、多くの重要なコンテンポラリーの振付作品においても活躍をしている。
映像作品としては、パリ・オペラ座バレエ団の公式映像作品のうち『椿姫』、『パキータ』、『白鳥の湖』、『シンデレラ』、『放蕩息子』、『ジュエルズ』の中の『ダイアモンド』に出演。
近年は、舞台衣裳のデザイン制作にも携わっており、ジョゼ・マルティネズがパリ・オペラ座バレエ団のために振付した『スカラムーシュ』と『天井桟敷の人々』、パトリック・ド・バナ振付によるウィーン国立バレエ団の『Windspiel』と『マリー・アントワネット』、ピエール・ラコット振付によるパリ・オペラ座バレエ団の『セレブレーション』、ハンス・スポエルリ振付によるラインバレエ団の『ゴルトベルク変奏曲』のほか、パトリック・ド・バナ振付による上海バレエ団の『Echos of Eternity』などが、主要作品として挙げられる。

これまでに、セルジュ・リファール振付による『ミラージュ』でのブノワ賞(2007年)のほか、フランスの芸術文化勲章オフィシエ、国家功労勲章シュヴァリエ、レジオンドヌール勲章シュヴァリエ等、多数の受賞・叙勲受章がある。
パリ・オペラ座のソリスト指導者としても活躍。

アナエル・マルティン 
Anael Martín
クラシック&ポアントクラス担当

キューバ国立バレエ団にアリシア・アロンソとフェルナンド・アロンソの両芸術監督の下、25年に渡りファーストソリストおよび指導者として所属。
そのキャリアを通して、フェルナンド・アロンソ、カレミア・モレノ、オーロラ・ボッシュ、ロイパ・アラウホ、ジョセフィーナ・メンデス、ミルタ・プラ、アザーリ・プリセツキ、ヒューゴ・グファンティなどの指導者と制作を共にした。カンパニーでは全ての古典のレパートリーを踊り、また、アルベルト・メンデス、アルベルト・アロンソ、イバン・テノリオ等の様々なキューバ人振付家や、アントニオ・ガデス、ホセ・アントニオ・ルイス、マリア・ロヴィーラ、ブライアン・マクドナルド、マクシモ・モリコーネ、ヒルダ・リヴェロス等の国際的に活躍する振付家達と共に民族舞踊、ネオクラシックやコンテンポラリーのレパートリーの幅を広げた。
また、キューバ国立バレエ団とともにアメリカ、アジア、ヨーロッパなど50カ国以上をまわり、ロシアのボリショイやマリインスキー劇場、パリのシャンゼリゼ劇場、ブエノスアイレスのコロン劇場やアメリカのメトロポリタン歌劇場、ケネディセンターなどの世界有数の劇場でも公演を行い、更には数々の国内および国際的なダンスフェスティバルにも参加。

2001年よりフランスに移り住み、パリ・オペラ座で講師及びステージングの振付助手としてブランカ・リー・カンパニーの公演にも参加。
その後4年間は、セビリャのアンダルシア・ダンス・センター(CAD)でアーティスティックコーディネーター及び講師を務めた。
また、2シーズンに渡りドイツのオペラ・デッサウにナチョ・デュアト(当時)率いるスペイン国立ダンスカンパニーやパリ・ナショナルダンスセンター、リヨン・オペラ座、フィンランドバレエ、ジョゼ・マルティネズ、パリ・オペラ座のソリスト達と共に、指導者として招待を受けた。アンダルシアの全てのプロのダンス・コンセルバトワールや、ジョゼ・マルティネズが芸術監督となったスペイン国立ダンスカンパニーでも2度指導を行っている。

2015年の9月より、ジョゼ・マルティネズが芸術監督を務めるスペイン国立ダンスカンパニーに指導者として参加。

ベアトリス・マルテル
パリ・オペラ座バレエ団 バレエミストレス
ポアント&ヴァリエーション(後期)担当

アメリカ・ニューヨーク州ビーコンで1980年、マダム・セダのもとでダンスを始め、1982年にモンペリエ地方舞踊学院(Conservatoire Régional de Danse De Montpellier)(フランス)で1年間学んだ後、パリ・オペラ座バレエ学校に入学し、1986年に卒業。
1986年、パリ・オペラ座バレエ団のカドリーユとして加わり、1988年にコリフェ、1996年にスジェに昇格しました。 1998年にフランスのクラシックバレエ教師資格、Diplômed'Etat: Professeur deDanseを取得し、2008年には舞踊教員養成資格であるDiplômeCertificat d'Aptitude: 'Professeur de Danseを取得。 ダンサーとして、ルドルフ・ヌレエフ、ジョージ・バランシン、ジェローム・ロビンズ、オーギュスト・ブルノンヴィル、イリ・キリアン、マッツ・エック、アンジュラン・プレルジョカージュ、カロリン・カールソン、ウィリアム・フォーサイスなどと共演。これまでに11作品の振付を行い、このうちバレエ『Figure Libre』はパリ・オペラ座バレエ団の2009年シーズンで上演された。
また、キューバ国立バレエ団とアメリカン・バレエ・シアターで学び、様々な指導方法を研究している。
2002年、ハノイ・バレエ団に客員教師として招かれ、2005年にはパリ・オペラ座バレエ団で『スカラムーシュ』の創作において、ジョゼ・マルティネスのアシスタントを務めた。 2010年、パリ・オペラ座バレエ団のパトリス・バール振付『ドガの踊り子』のリハーサルを担当。
2011年にダンサーとして舞台から退き、同年、パリ・オペラ座バレエ団芸術監督であったブリジット・ルフェーヴルから同バレエ団のバレエマスターの地位を与えられた。

井関佐和子
Sawako ISEKI
Noism副芸術監督 
コンテンポラリー担当

舞踊家。Noism副芸術監督。1978年高知県生まれ。3歳よりクラシックバレエを一の宮咲子に師事。16歳で渡欧。スイス・チューリッヒ国立バレエ学校を経て、ルードラ・ベジャール・ローザンヌにてモーリス・ベジャールらに師事。’99年ネザーランド・ダンス・シアターⅡ(オランダ)に入団、イリ・キリアン、オハッド・ナハリン、ポール・ライトフット等の作品を踊る。’01年クルベルグ・バレエ(スウェーデン)に移籍、マッツ・エック、ヨハン・インガー等の作品を踊る。’04年4月Noism結成メンバーとなり、金森穣作品においては常に主要なパートを務め、現在日本を代表する舞踊家のひとりとして、各方面から高い評価と注目を集めている。’08年よりバレエミストレス、’10年よりNoism副芸術監督も務める。第38回ニムラ舞踊賞受賞。 


宮内真理子
元コロラドバレエ/新国立劇場バレエ・プリンシパルダンサー
ジャイロキネシス担当
GYROKINESIS® 認定マスタートレーナー

長野県出身。3歳からバレエを始める。1984年東京新聞全国舞踊コンクールバレエ第2部第1位文部大臣奨励賞、同年埼玉県舞踊コンクールバレエ第2部第1位橘秋子賞等、国内のコンクールに於いて数々の賞を受賞。1987年上京、16歳で東京シティ・バレエ団で主演デビュー。
1989年ローザンヌ国際バレエコンクールに於いてプリ・ド・ローザンヌ・スカラシップ賞を受賞、英国ロイヤルバレエスクールに留学後1990年バーミンガムロイヤルバレエに入団。1992年以降コロラドバレエ(アメリカ)、新国立劇場バレエ(日本)、レニングラードバレエ(ロシア)他、国内外のバレエ団で主演、客演する。
1994年 USA ジャクソン国際バレエコンクール銅賞受賞。1995年東宝ミュージカル「回転木馬」のルイーズ役で出演(ケネスマクミラン振付)。1999年 中川鋭之助賞、2000年 芸術選奨文部大臣新人賞、同年、橘秋子賞優秀賞受賞。2005年 天皇陛下、各国大使御臨席の開会式に於いて、佐渡裕指揮するスーパーワールドオケーストラの演奏で、ストラビンスキー「火の鳥」を踊りその模様はNHKで放映された。

2006年にGYROKINESIS®(ジャイロキネシス)、 GYROTONIC®(ジャイロトニック)と出会い衝撃を受ける。ダンサー特有の身体の悩みを改善に向かわせることが出来るメソッドだと確信し、2006年考案者ジュリオ・ホバス氏在住のマイアミにて資格を取得、研修を積む。以降指導者としてアメリカ、カナダ、ヨーロッパ等様々な国で後進トレーナーの育成やダンサーのコンディショニングに携わる。

2011年帰国。自身のスタジオ「MMK」を東京と長野に開設。2013年にはGYROKINESIS®マスタートレーナーに認定され指導者の養成にも力を注ぐ。元プリンシパルダンサーとしてのバレエの経験、GYROKINESIS®、解剖学を繋ぎ、クラシックバレエに特化したコーチング、コンディショニング、リハビリを指導。趣味、プロ等幅広い層の多くのダンサーのサポートをしている。また2018年より洗足学園音楽大学のバレエコース、ダンスコースの講師として、GYROKINESIS®、解剖学を含めたダンサーのコンディショニングの授業を担当。

GYROKINESIS®, GYROTONIC® are registered trademarks of Gyrotonic Sales Inc and are used with their permission

イザベル・エルアール 
Isabelle Hérouard
キャラクターダンスクラス担当

イザベル・エルアールはバレエダンサーと講師のキャリアをほぼ同じ時期にスタートさせ、バレエダンサーとして25年間以上、キャラクター・ダンス(舞台に合わせて踊る民族舞踊)とバーオソルの講師として45年間のキャリアを持つ。 ジャック・デゥエとテレーズ・パローが監督していたフランス・ダンス国立バレエ団(Ballet National de Danses Françaises)に5年間、その後、ソリストとしてミシェル(Michel)とミシェル(Michelle )・ブレーズ夫妻が監督しているフランスのフォーク・ダンス・カンパニー(Compagnie de Danse Populaire Française)に25年間在籍。
ヨーロッパやカナダで数多くのツアーを行った。
同時にプライベートスクールで子供たちに、ダンス協会では大人にダンスを教えた。ポーランドを度々訪れ、シロンスク国立バレエ団と共同して、フランス舞踊の講師と振付を担当。1976年に「ジェシュフ」( « Rzesowskie »)というダンス協会を設立し、フランスとポーランドで若いプロフェショナルとハイレベルのアマチュアのための研修会を多く開設。 1993年にパリ・オペラ座バレエ学校にてキャラクター・ダンスの講師になり、 また、プロを目指している人のため、ワルシャワ国立バレエ学校、シカゴのバレエ学校、チューリッヒオペラ座付属バレエ学校やスクール・オブ・ジ・アーツ・シンガポールなど、いくつかのバレエ学校で講師をしている。
2000年からフランス国内外でバレエの教育学を教えている。 イザベルは協調性を意識しながら機転を利かしエネルギーを蓄えて精神力を日々鍛錬することを大切にしている。